来てくださったんですね。
あなたが来てくれるのをお待ちしていました。
何もかも全部めんどくさいんですよね。
すべてどうでもよくて、何をする気も起こらないんですね。
自分は何のために生まれてきたんだろう?いったいこんな人生に何の意味があるんだ?って思うんですね。
こんな人生ならなくていいじゃないか、なんて思いませんでしたか?
頭の中はいつも同じことばかりを考えていて、どう考えてみても出口が見つからない。
まるで頭の中の思考のゴムが伸び切って、へたってしまったみたいなんですね。
もしも頭が大根だったら、輪切りにして水で洗い流したい、なんて思ったことはありませんか?
私の場合はそんなことを思ったこともありました。
まあ、ひとつには睡眠時間が狂っているということがあるんですけどね。
私はあなたの思いにお答えするのに、とてもいい資格を持っているようです。
なにしろ体験者ですから。
星の数ほどもサイトがあるこの web 空間の中で、こうしてこのページを訪れてくださったあなたの行動を、けっして無にはしませんからね。
そんなことをしたら、あなたをここにつないでくださったあなたの背後にいる方々にも申し訳ないですし。
最初にお伝えしたいのは、あなたはとても正常だということです。
あなたは自信を失う必要はありませんし、自分はおかしいんじゃないかなどと思う必要もありません。
というのも、じつはこの地球はかなり 特殊な星だからです。
まったく意味もわからない無用なしきたりや、複雑な規則でがんじがらめになった世界なのです。
でもこの地球で育った私たちは小さい頃からの教育のせいで、あまり疑問を持つことに慣れていません。
何も疑問を持たずに、ただ親や周りの人の言うこと、社会の常識に素直にしたがうのが正しいことだと教えられてきたからです。
ですから、このストレスに満ちた世界の異常さに気づくには、まずこの世界に違和感を感じる必要があります。
ハートは何か違和感を感じます。
ハートは何かが違う、何か楽しくない、何かイヤだと感じます。
そのハートの声と、とにかく常識に従っておけば安全というマインドの声のあいだで、私たちは途方に暮れ、混乱してしまうのです。
もちろん、誰が決めたかわからないルールに素直に従う必要などありません。
従うほうが褒められるのは確実ですけどね。
あなたは誰かにコントロールされていいような存在ではありません。
でも、いちいち文句を言っていたら、めんどくさい人だと言われると思います。
そしてあえてめんどくさい人のままでいると、この社会では次の段階が待ち受けています。
決められたことに疑問をもちつづけ、無意味なコントロールを嫌いつづけたら、ここでは不適応者の烙印を押されるかもしれません。
そして自分でも自信をなくし、どうすればよいか分からず、無気力になり、自虐的になり、うつ状態にさえなるかもしれません。
それでもその小さなめんどくさい意見が、この世界に光をもたらし、この地球世界を変えていくでしょうが。
もし世界中の人々がめんどくさい人になって、支配者のルールに従わなくなったら、この社会システムが消えるしかないのも確かです。
その人はその人が考えた世界を創ろうとするでしょう。
誰にだって、それしかできませんよね。
誰かに生活を変えてもらおうと待っていたら、いつまでも待ち続けることになります。
期待してはがっかりするということの繰り返しになります。
期待してはがっかりするのはとてもエネルギーを消耗することです。
エネルギーが消耗し、疲れてしまって、自分で考えることがめんどくさいと思ってしまうようになるのです。
めんどくさいと思えば、思考は停止してしまいます。
自分で考えようと思う エネルギーがないと、自分で自分の世界を作ることができないのです。
あなたの思考があなたの世界を創造しています
あなたは自分でどんな世界でも作れるのです。
あなたの思いのなかから、あなたの世界は現れるのです。
これをスピリチュアル用語で、「思いが先、現実は後」と言います。
ただ、ここは物質次元の地球世界ですから、ただ思うだけではダメで、行動する必要があります。
あなたが思ったことを実現するための具体的な知識にアクセスして、少しずつ実現してゆくのです。
あなたは、そういう体験がしたくて、この地球世界に来たということです。
ゲームの中で遊ぶように 、こんな世界がいい、ここはこういうふうにしようかと、自分で考えて、工夫して楽しめばいいのです。
気に入らないところがあれば、自分で簡単に修正することができるのです。
たとえば、あなたがゲームで遊んでいるとき、誰かがそのやり方に口を出したら、どうしますか?
「放っておいてください。これは私のゲームです。私が好きにやります」と答えますよね。
あなたのゲームはあなたが楽しんでください。
自分で好きなように遊べばいいのです 。
誰かがもっと上手だからといって、その人に代わってやってもらったりしませんよね
それではその人のゲームになって、あなたのゲームではなくなります。
それと同じです。
話が変わりますが、人間の身体は五感をとおして、1秒間に40憶ビットの情報を取り入れていると言われます。
その87パーセントが視覚を通じて入ってくる情報だそうです。
ところが人間の脳が1秒間に処理できるのは2,000ビットだけなんです。
私たちは五感を通して入ってくる情報の二百万分の1しか意識化できないということです。
つまり入ってくる情報の二百万分の1しか体験できないわけです。
これでは人間が体験する世界像は「群盲象を撫でる」どころではありません。
しかしそれにしては、私たちはとても秩序立った、もっともらしい世界を体験していると思いませんか?
それは私たちが自分好みの世界像を体験するように、意識的・無意識的に選択しているからなのです。
その選択を実現する機能を網様体活性化システム(Reticular Activating System)、「RAS(ラス)」と言います。
このRASという仕組みが、その人に必要な(興味のある)情報だけをピックアップして取り込む働きをしているのです。
そして自分に必要ない情報をインプットしないように遮断しているのです。
興味のあるものしか目や耳に入ってこないように絞っているわけです。
ちょっとインターネットのクッキーみたいなところがありますね。
ある意味では、宇宙とは私たちの「思い込み」を実現するためのシステムとも言えます。
なかでもこの地球は、物質次元の濃密な体験を楽しめる世界なのです。
つまり私たちはここで、自分の「思い込み」を物理的現実として体験しているということです。
いろいろ特殊な事情があって、私たちが今いるこの地球は全多次元宇宙の中でも特別に濃密な体験を提供してきました。
もうじきその状況も変化してゆくようですが。
まあ、テレビだって、全チャンネルを同時に全部見せられたら、まったく意味不明になりますから、情報を絞ることは必要ですよね。
何かを体験するためには、自分好みのチャンネルを見るしかないわけです。
では、いま誰があなたのRASのフィルタリング機能を使っていると思いますか?
いま、あなたのRASはエゴの理性によって使われています。
逆から言うと、あなたの今の思い込みに反する情報が入って来ないように、RASは強力な防御壁として働いていることになります。
RASはあなたの信念が支持する出来事しか意識に入れさせません。
ですから、そこに悪循環が生まれる可能性があるわけです。
ほんらいRASは、全宇宙への拡大と限りない成長のための道具として存在します。
求めさえすれば、RASは宇宙の法則に従って、いっそうの安らぎ、理解、豊かさ、喜び、 愛の経験をもたらしてくれます。
しかしこれまでのところ、このシステムは誤って使われた奇跡の道具となっています。
あなたが見ているのはあなたが現実だと信じているものなのです。
あなたのハートが、今の世の中の常識や価値観や仕組みに違和感を感じながら、出口が見つからないのはそのためです。
あなたはすでに信じているものにしか気づかないし、自分が持っていると信じているものしか受け入れません。
しかしこのことを知っているのと知らないのとでは大きな違いがあると思いませんか?
あなたは何もかも全部めんどくさくて、何もやる気が起こらないんですよね。
そのあなたから見ると、嬉しそうにしている人なんて、バカなんじゃないか、と思いませんか?
でも、いま「RAS」のことを知ったら、相手から見れば、一人で落ち込んでいる自分も同じだとわかりますね。
そうなんです、誰かが正しくて、誰かが間違っているというわけじゃないんです。
もっとも、これまでの地球では、なんとかしてそう思い込ませようという、意図的努力が背後で絶えず働いてきたのですが。
実際は、客観的事実などというものは存在しないのだということを知ってください。
誰もが自分好みの世界を見ていて、誰もが自分好みの世界を体験しているだけです。
ならば、あなたもただ不貞腐れている必要もないわけです。
すべてがめんどくさくて、何をする気も起こらないという状態が、それほど嬉しいわけでもないと思います。
それなら、あなたもこれまでの自分の殻を破って、自分の内面を表現する人生を目指してもいいわけです。
あなたの思い込みを広げてください。
そのためにはいろいろな世界を見てください。
自分と同じ考え方の世界ばかりをみていると、違う価値観の世界に触れることができません。
違う価値観の世界の住人は、もしかしたらあなたが勝手に想像していたのとはまるで違うかもしれません。
別に無理してそういう世界を体験してください、というのじゃありませんよ。
今の時代、ネット上にはいくらでも別の世界が広がっています。
これまであなたが内心バカにしてきた世界を覗いてみるのもいいです。
たとえば、写真を見るだけでも価値観は変わります。
ネットで調べてみて疑似体験することでも価値観や射程圏が広がるかもしれません。
たとえば、経済的に豊かな人々がどんなふうなのか見てみるのもいいじゃないですか。
月収100万円の人の生活がどんな感じなのか、ちょっと垣間見るだけでも価値観は変わるかもしれません。
そうなるとあなたの経済感覚の射程圏も広がります。
ただ、そういうものを見る気になれない、ということはありえます。
それなら、そこにあなたの思い込みのブロックがあることがわかりますよね。
なんとなく平気でいられないわけですから。
私にも覚えがありますが、自分の持っていないものを持っている人を見るのは、なんとなく嫌だと思ったりするものです。
それを妬ましく思ったり、悔しく思ったりするのかもしれません。
そうすると、あんな人間にはなりたくないとか、あんな生活を望んでいるのではない、といった反感がわいてくるかもしれません。
清貧というようなワードを持ち出してきて対抗しようとしたりするかもしれません。
それはRASの絞りを間違いなく細くするでしょうね。
ある意味、とても損な反応だとも言えそうです。
お金を持つことはいけないことではありません。
豊かになることはすばらしいことじゃないですか。
地球上では、すべての教育システムで、富は有限だという幻想が宣伝されています。
あたかも豊かになることは、誰かの富を奪っていることでもあるかのように。
そんなことは全然ありません。
それは自分の豊かさに気づく感覚の問題でしかありません。
自分の豊かさに気づいてそれに感謝している人が、ますます豊かになり、
反対に自分の貧しさにフォーカスしている人がますます貧しくなるというだけのことです。
急にそんなことを言われても、信じられないかもしれませんが。
ですから、豊かな人を見てイヤな気持ちになるのではなく、次は自分の番だと思うことです。
そうすれば、射程圏は広がり、あなたもその人のように豊かになることができます。
なにも、お金を持っていることが豊かですばらしいと言っているのではありませんよ。
ただあなたの思考、常識、価値観、射程圏の広さがあなたの現実を創るということです。
だから、けっして誰のせいにするのでもなく、自分がどうしたいのかをしっかり自分に聴いて決めることです。
あなたの思い込み以外に、あなたの無限の豊かさを制限するものはありません。
あなたの豊かさに制限をかけているのは、今のあなたがもっている考え方、常識、道徳観、倫理観なんです。
自分がどのような現実を創りたいか(生活をしたいか)を決めてください。
そして現実にその生活をしている人を見てみるといいです。
その人の生活を具体的にイメージできるように情報を得てください。
何ならその人に近づいたらいいです。
そうすれば、次はあなたの番になります。
あなたの現実になるのです。
お金だけではありません。すべてにおいて同じです。
小さくならず、どんどん射程圏を広げていってください。
あなたの世界もどんどん広がっていきます。
この情報があなたの役に立つきっかけになることを願っています。
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