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何かやってみようかどうしようかと、興味があるけれども決断に迷っていることがあるんですね?
もしそれが、あなたの現在の状況に重大な変化を起こすことでないのなら、まずはやってみるのはいかがでしょうか。
そしてやってみて、これは違うなと思ったら、やめたらいいだけです。
まずは軽い気持ちでやってみる、それが一歩を踏み出すことができます。
そして実際にやってみれば、考えているだけのときには分からなかった風景が開けてくると思います。
頭の中でいろいろ想像してみるのも大切ですが、想像は想像ですから、実際にやってみるのとは大きく違います。
実際にやってみると、今度はそこで開けてきた具体的な風景のなかで、いろいろなアイディアがわいてくるものです。
一人頭の中で想像していただけのときは思い及ばなかったことがたくさん出てきて、実際にやってみたことではるかに具体的に決断できるようになるはずです。
ですから、やりたいと思ったことはとにかくやってみることです。
ちょっとだけでいいのです。
最初から完璧にしようなどと思う必要はありません。
最初から完璧を目指してしまうと 足がすくんでしまいます。
できなくて当たり前、ちょっとだけ 試してみるか、くらいの軽い気持ちでやってみてください。
いったん始めたことは最後までやり遂げなくてはいけない、 などということはありません。
やってみて 自分に合わないと思ったら、いつやめたっていいんです。
実はやりたいんだけど でもやってみて失敗したら困るから などと言って興味があるのにやらないというのは、エネルギーを消耗するだけです。
そしてやりたいことがあるけどやらないというのが癖になってしまうと、いつも何か心の中に欲求不満や言い訳を抱えることになってしまいます。
それでは、つまらないですよね。
何かをはじめるということは、楽しいことがはじまるということです。
失敗などありません。
これは違うと思ってやめても、それは失敗ではありません。
自分のことがひとつ分かったということです。
必ず次につながる貴重な体験なのです。
何かをはじめるためには、「やりたいからやる」、理由はそれだけで十分なのです。
やりたいからやる。違ったと思ったらやめる。
そういう思考の癖ができると、一歩を踏み出すことが怖いことではなく、楽しいことに変わります。
とはいえ、やりたいことと言っても、いろいろ種類がありますよね。
なかには簡単に試してみたり、やめたりはできないような選択もあると思います。
あなたの人生の状況に重大な影響を及ぼさずには、始めることすらできないような決断もあると思います。
そんな重大な選択に迷って、答えが欲しかったら、あなた自身に聞いてください。
あなたが選択に迷って困っているのに、あなた自身に聞いてくださいって、変ですよね。
それではまるで、あなたが二人いるみたいですね。
ええ、じつは、あなたは二人いるんです。
あなたは自分が一人だと思っていますけど、実際はあなたのなかには二人いて、それぞれ別の意見をもっています。
声が大きいほうのあなたと、声が小さいほうのあなたです。
今 迷っているあなたは、その声の大きいほうのあなたなんです。
もう一人のあなたは、とても小さな声で話しています。
だからふだん声の大きいほうのあなたは、 声の小さな方のあなたの意見を無視しているんです。
もうおわかりですね。
声の大きい方のあなたは「頭(マインド)」、声の小さい方のあなたは「ハート」と呼ばれるんですよね。
それぞれに役割があって、地球での人生を歩むにはどちらも必要です。
「頭(マインド)」は目に見える現実、物理的現象に対応するための機能です。
だから、目に見える事象にしか気づいていません。
それ以外のことは、じつは何も知らないのです。
ですから、あなたの人生の岐路を定めるような重大な選択に関しては、まったく何の知識も持っていないのです。
ですから、ひたすら迷うことしかできないわけです。
ですが、常識的に考えてとか、合理的に判断すればなどと言って、これまでの人生で教わったいろいろな情報を言いつのります。
本当にあなたのことを知っているのは「ハート」です。
あなたがどうしたらいいかを知っているのは「ハート」なのです。
ですから 誰かに聞いたり、何かに頼るよりも、あなた自身に聞くのが一番いいのです。
あなたの本当の答えを知っているのは、声の小さな「ハート」のほうなのです。
その選択があなたにとって正しいか間違っているかを知っているのは、つねに「ハート(感情・気持ち)」です。
とはいえ 私たちは 車で 自分のハートの言葉に耳を傾ける習慣を身につけてきませんでした。
ハートの声の聞き方を忘れてしまいました。
そのため、聞いても何も答えてくれない、 どうやって聞けばいいかわからない、と思うかもしれません。
そういう時は鏡を使ってみるといいかもしれません。
まるで二人で話をしているみたいに、鏡に映る自分に聞いてみてください。
鏡に映る自分の目をしっかりと見ながら話してみてください。
自分なんだから分かっているはずと思わず、他の人に説明するような気持ちで 鏡の中の自分に話してみてください。
できれば声に出して、話してみるといいかもしれません。
「こうしようと思うんだけど、あなたはどんな感じがする?」と聞けば、小さな声で答えてくれます。
「楽しい? 気持ちがいい?」と聞けば、感覚で答えてくれます。
しっかり目を見て話したら、必ず答えてくれると思います。
びっくりするような答えが返ってくるかもしれませんよ。
ありえないと思うような答えが返ってくるかもしれません。
でもそれがあなたのハートの声なのです。
頭の中だけで考えていては、常識や損得勘定、倫理観や 道徳感などに影響されて、あなたの本音がわからなくなります。
でも鏡の中の自分に相談すれば、何が本当の自分の望みなのかがわかってきます。
じつは自分は本当はこうしたかったんだな、ということが分かります。
その答えに従って素直に行動すれば、スムーズにことは 運びます
以前なら、ハートを無視して声の大きな理性の声だけ聞いていても、それなりに上手く行ったのです。
けれども急速に波動を上げ続けているこれからの地球世界では、その比重が逆転してしまいました。
現象に注目して、合理性や効率だけを重んじる判断は、少しずつ時代に合わなくなります。
心配と不安にだけ注目する結果になる理性の声だけ聞いていては、これからの地球世界のスピードには追いつけなくなるのです。
合理的・常識的・理性的判断が、「なんとなくこっちに行きたい」という感覚的判断に、追いつけなくなるのです。
そしてそしてもう一つ 肝心なことは、いったん決めたら、もう迷わないことです。
AとBのふたつの選択肢があったとして、Aのほうを選んだのなら、もうBのことは考えないということです。
Aを選ぶと決めたのに、もしBを選んでいたらどうだっただろうとか、Bのほうが良かったんじゃないか、などと考えないということです。
あなたはAを選んだのです。もうAしか道はありません。
そのAの途上で何が起ころうとも、その結果を受け入れるということです。
それが覚悟を決めるということです。
ですから、選択するなら覚悟して決めてください。
いったんあなたが決めたのなら、あなたのその思いの実現に向けて、宇宙は動き始めています。
地球世界は物質次元の現実を体験する場所ですから、思いが現実化するには時間がかかります。
地球はまだまだ濃密な波動エネルギーの世界ですから、思ったらすぐに現実化するということはありません。
しかしあなたの思考エネルギーはすでに波動宇宙に放出されました。
宇宙はその現実化に向けて動き出しているのです。
そのことを信じて、現れてくる状況の中であなたがするべきことをしてください。
いつまでも覚悟が決まらず、あちらの選択のほうが良かったのでは、 などと思っていると、その迷いの現実を創造することになります。
あなたの現実に、もっとあなたを迷わせるようなことを言う人が現れたりするのです。
でも、いったんあなたがこう決めますと宣言すれば、誰も何も言わなくなります。
あなたが決めたことだからと、それを応援してくれます。
しかし、宣言してもなおあなたの覚悟が決まっていなければ、それは決めたことにならないわけです。
覚悟とは、どんな結果もすべて受け入れると、心から思えることです。
小さなことから、覚悟を決めて選択することを意識してはじめてみてください。
毎日の日常生活のなかで覚悟して決める練習をするといいかもしれませんね。
覚悟して決められるようになれば、過去のことでいろいろ悩んだり考えたり後悔したりする必要がなくなります。
自信を持って覚悟を持って洗濯するようにしてください。
今この瞬間を楽しんで生きることができるようになります。
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